ᏒᏋ :

ぽつり

vol.011 汗に濡れた君の頬が 果実のように輝いて好きさ

 

 

 

こんにちは ຊนຖです

 

 

 

終わってしまいましたね、あれが

 

 

あれです、あれですよ・・・

そうです・・・

 

モボ朗読劇 二十面相〜遠藤平吉って誰?〜がついに千穐楽を迎えてしまいました・・・

 

さみしいなあ

 

 

ということで

本日は昨日無事に千穐楽を迎えた

「モボ朗読劇 二十面相〜遠藤平吉って誰?〜」

の感想ブログです

(ここまでは6/28に書きました)

 

 

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(夏の雲になってきましたね もう夏ですよ)

 

(ちなみに今回の題は

初日終盤、矢花くんの頬が汗できらきら輝き、

この歌詞を思い出したので

BELLRING少女ハートの「asthma」という曲から引用しました

わたしが最も好きなラヴソングです)

 

 

・・・本題に入ります

 

 

何からお話しすればいいんでしょうか

難しいですね

 

 

まず全体として、

 

とにかく最高でした

どこかに二十面相を欲しているわたしがいる

無意識にセリフを口走ってしまう

エトセトラ

というような毎日を過ごしています

明智ロスです 初めて経験しました、◯◯ロス

◯◯ロスという言葉、嫌いだったんですけどね

 

 

観劇前は どんな感じなんだろう・・・わくわくするけど 二十面相、ちょっと怖そうだな・・・ そんな風に思っていました

 

しかし、矢花くんや豊田くん、カズマ・スパーキンさん、栗原さんのセリフの掛け合い、大嶋吾郎さんとあさいまりさんの生演奏による高揚感

その全てが最高で、今まで観劇した作品のなかでも 群を抜いて素晴らしい作品でした

 

矢花くん初の主演舞台、そして初座長ということで、緊張や不安、大きなプレッシャーを感じていたことと思いますが そんな様子を1ミリも感じさせないくらい堂々としていて 何だか誇らしい気持ちになりました

矢花くんのお辞儀には誠実さが詰まっていて 矢花くんがお辞儀をするたび 胸がぎゅっとなりました

 

(やはり矢花くんのオタクですので

矢花くんのことを主に書いてしまいますが悪しからず・・・)

 

 

わたしは今回初めて品川ステラボールに足を運んだわけですが、

品川駅高輪口より徒歩5分!立地が良い

2階席の座席はふかふかで心地良かったですし

何より矢花くん初主演舞台の会場、

思い出の場所となりました

 

ドキドキしながら会場入り、

久しぶりの感覚と緊張でそわそわしていたのを覚えています

 

6月21日はわたしのお誕生日で

その日は一人で二十面相を観劇しました

少し心細かったのですが

隣の席のやさしいお姉さんが声をかけてくれて

一生に一度の素敵な思い出を作ることができました

矢花くん、ありがとう

 

舞台期間 大学に通いながらステラボールにも通っていたわけですが

観劇できない日は

ステラボールに・・・ステラボールに行きたい・・・

という気持ちを押し殺し、講義を受けました

楽しかったな 6月・・・

 

 

 

 

そろそろ感想に入ります

 

がかなり記憶が曖昧なのでお気に入りのシーンのみを抜粋して感想をぽつぽつと書いていきます

 

 

 

 

まずは、登場シーン

明智は二十面相 二十面相は明智

から始まるセリフはラストシーンにもあり、

とても印象的なセリフです

 

あの男は あなたであり わたしであり 彼であり 彼女であり 誰かであって 同時に誰でもない 

〜あの男は永遠に 瞬間を 生き続けるのである

 

わたしはこのセリフ、かなり好きです

矢花くんから発せられた言葉という点も含めて

 

アイドルである矢花くんと幾つもの顔を持つ二十面相、かなり類似している点がありますよね

 

矢花くんは わたしの想像する矢花くんであり、矢花黎という一人の人間であり、その形は受け手によって異なる存在なんです

 

なんてことを考えながら、

舞台の幕が上がる瞬間を迎えました

 

 

そして、矢花くんのベースソロ

心臓にどしんと響く音楽

きらりと輝くRikako

その瞬間、

矢花くんは世界一かっこいい人だな・・・と思いました

 

印象に残っているシーンは幾つかありますが

一つだけ挙げるなら

 

「爆発。」のシーン

会場の空気が薄くなり、まるで地球上にある全ての物体が宙に浮いているような そんな感覚に陥る瞬間

そのシーンが最も印象に残っています

間違いなく その瞬間 ステラボール

世界で一番しずかに 美しい光を放つ場所でした

そこからラストのシーンまでずっと最高でしたね

矢花くんの美しいこと

マネキンに自らの首をはめるシーンで

たった一人 スポットライトに照らされた矢花くんは

この世のものとは思えない程美しかったです

 

しずかな空間に響く矢花くんの声や

眩い光に照らし出される明智小五郎

恐ろしいはずなのに

愛しくて仕方がなかったです

 

 

 

視覚的な感想ばかりになってしまったので

ここから少し視点を変えたいと思います

 

 

わたしはこの二十面相という作品、

かなり受け手に全てを委ねているといいますか

思考することを意識して作られているように感じましたし

余白の美しさを感じました

全てを説明しない セリフを敢えてぶつ切りにする

そういったことで余韻を楽しみ、

思考する隙を与えてくれていたような気がします

目に見えているものだけが全てでは無いし

その裏、目に見えないものにこそ真実があるかもしれない

世の中にはそういったものがごろごろしています

だからわたしたちは常に思考し、“わたしの”考え、“わたしの”◯◯を持ち続けないといけないわけです

思考することを止めてはいけませんからね

機械にもできることをするなんて、生きてる意味ないですから

 

また、明智と二十面相が少し羨ましいな と思いました

ダークヒーローというか、

かっこいいじゃないですか

明智と二十面相は同じ人間の表と裏

2を引いて2を足すと元通り

明智アウトロー

わたしはそんな“裏”の部分に魅力を感じます

隠されている部分の方が興味をそそられるし魅力的だと思いませんか?

だから矢花くんが二十面相になる瞬間にグッときました

矢花くんがいま誰を演じているのか、目で分かるんです

矢花くんは本当にすごい

あと明智先生の〜なんですァが好きでした

わたしは回りくどくて分かりにくいものが大好きなので

この「モボ朗読劇 二十面相〜遠藤平吉って誰?〜」、大好きな作品になりました

そんな作品に矢花くんが出演したことがとても嬉しいです

明智小五郎は 矢花黎にしか演じることができなかったと思います

 

全て過去形なのがかなしいですが

わたしの心の中で矢花くんの明智小五郎は生き続けます

 

 

最後に

 

矢花くんに出会ってから

さまざまな物事についてきちんと考える時間が

増えたような気がします

忙しなく過ぎていく日々をぼーっと眺めていた

毎日が、少しだけ変わりました

このような機会を与えてくれてありがとうございます

これからもこんな風に

矢花くんの人生を応援したいです

よろしくお願いします

 

 

 

 

それではまた!

 

 

 

 

 

おしまい